2.穏やかに流れる。

京浜急行の鉄橋を越える当たりに住宅街がある。鶴見川橋は白いきれいな橋だ。この辺の橋にしては新しい。橋の付近には図書館もある。

橋を結んでいるこの道路は旧東海道。所々にその当時あった関所跡の案内などがある。私の家の前もこの旧東海道が続いている。

幅6メートルぐらいの道である。もちろん、江戸時代は、自動車がないにしてもこんなに細くて大名行列ができたのかと心配するほどである。



秋から冬にかけてはぜ釣りの人が多く見える。ここより下流の潮見橋ぐらいまでの間でよく釣っている。

次にJRの鉄橋がある。この傍には、下水処理場がある。ここの川の近くにはつくの公園があり、野球ができる大きなグランドもある。

また、8月には鶴見川フェスティバルのいかだコンテストや花火大会が行われる。ちょうど前方には森永製菓の工場が見える。橋も森永橋というのがある。

川の傍には鶴見スポーツセンターがあるし、今までの所は、実用的な鶴見川だったが、この辺になると運動したり、なんていうのか休日楽しめる川という感じだ。

次の橋は国道1号線にかかっている新鶴見橋だ。これより先はあまり行ったことがない。

ただ風景はあまり変わらない。ただし今までより住宅が多いような気がする。

土手もあり、右側の地区は矢向。こちらが末吉だと思う。末吉橋を過ぎると川の両端に植物が見える。といっても冬だからすすきの類だ。

この末吉橋は川崎、日吉、溝の口などに行くとき、よく利用した。

「末吉橋を渡ると後はまっすぐだから」と言われ、末吉橋を頼りにしたものだが、こうやって川沿いをいくと見過ごしてしまうくらいの普通の橋だった